PHASE-03 崩壊の大地 機動戦士ガンダムSEED

機動戦士ガンダムSEEDの第三話、PHASE-03 「崩壊の大地」のあらすじと解説です。
この話以前のネタバレはしていますが、それ以降のネタバレはしていないので、アニメ視聴を1話進めるごとに読んでいただけたら嬉しいです!

ざっくり流れ

8:10
ムウ「君、コーディネーターだろ?」に対し、

キラが一世代目のコーディネーターだと言っています。

11:00
イザーク、ディアッカ、ニコル登場 登場するだけでテンション上がる

12:30
カズイから「遺伝子操作されて生まれきたコーディネーター。ザフトってのはみんなそうなんだ。」との発言。ここでコーディネーターの意味がわかるし、ザフトが皆コーディネーターだということがわかる。

1~2話目でキラがすごかった理由がキャラの口から解説されていく感じですね。

14:30
待機命令を無視して単独で出動するアスラン。
アスランってこの頃から単独行動癖を発揮してたんだなw

15:00
「コロニー全域に電波干渉! Nジャマー数値増大!」
ここでNジャマーっていうワード出てきていたんだな。

15:30
キラ「戦いが嫌で中立のここを選んだんだ」

「卑怯だ、あなたたちは。そしてこの艦にはモビルスーツはあれしかなくて、今扱えるのは僕だけだって言うんでしょう!?」

能力があることの大変さよ……。心がついてこないと、力だけあっても辛いよね。

17:30
「イージスです!」

マリューさん「もう実戦に投入してくるなんて!」

実戦に投入したというより、アスランが勝手に出動しただけw

19:30
シェルターの様子が移り、カガリ登場

20:30
ミゲルーーーー!!

21:20
キラとアスランだとお互いが認知。

それまではまさかと思っていたけれど、ここでお互いが本当にキラとアスランであったことを認識。昔の親友が、立場が異なる状況で戦場で出会う。切ないですね。

プチ解説

コーディネーターとナチュラル

これが!!SEEDの超面白い設定ですね。

SEEDの世界では、遺伝子操作されたコーディネーターと、そうでないナチュラルの対立が戦争を引き起こしています。

私は中高生のときにSEEDを見ていたのですが、技術を活用してもっと生活をよくしよう!という思いで利用されているはずの科学技術が、根深い人種差別と戦争を引き起こしている様子を見て、理科を学びながらものすごく考えさせられるものがありました。生物が一番好きな科目だったので、遺伝子操作というテーマもめちゃくちゃツボで、、それも相まってSEEDが大好きでした。

科学技術は倫理的に活用していかなくてはいけないし、けれどもその考え方(どこまではOKでどこまではNGか)も人それぞれなんだなと、一筋縄ではいかない感じをSEEDから学びました。無邪気に良いと思って活用した技術が、周り回って憎しみや戦争に繋がる怖さも感じました。

全然解説じゃなくて、自分の思い出語りになってしまいました。コーディネーターについては、これから作中で少しずつ明かされていくと思うので……。

Nジャマー

「コロニー全域に電波干渉! Nジャマー数値増大!」というセリフがありました。
3話にしてNジャマーっていうワード出てきていたのは、見返していて初めて気づいた。
Nジャマーはニュートロンジャマーの略。

Nジャマーの影響下では自由中性子の運動を阻害するフィールドが発生するとされる。その効果内ではすべての核分裂が抑制され、核ミサイルをはじめとする核分裂兵器、核分裂エンジン、原子力発電などは使用不可となる。また、副作用として電波の伝達が阻害されるため、それを利用した長距離通信は使用不可能となり、レーダーも撹乱される。これによって精密誘導兵器が使用不可能となり、戦場は再び有視界接近戦闘の時代を迎えた。

Wikipediaより

なので通信障害が発生していて、核分裂兵器が使えないことからムウさんの「こっちは発砲できない」の発言に繋がっているわけですね。

メタ的な話でいくと、モビルスーツ同士での近接戦を正当化するための設定とも言えます。核兵器で一発じゃん、となってしまいますからね。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

理解が深まるので、小説版(『機動戦士ガンダムSEED 1 すれ違う翼』)もオススメです!

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