機動戦士ガンダムSEEDの第七話、PHASE-07 「宇宙(そら)の傷跡」のあらすじと解説です。
この話以前のネタバレはしていても、それ以降のネタバレはしていないので、アニメ視聴を1話進めるごとに読んでいただけたら嬉しいです!
ざっくり流れ
3:30
キラがコーディネイターだとバラしてしまったことをフレイに謝るよう説得するサイとトール。
サイの発言から、アルテミスで補給受けられなかったことがわかる。その割にご飯ちゃんとしたのが出ているから、てっきりアルテミスでもらったのかと思っていた。
4:22
乗り込むラウ・ル・クルーゼとアスラン。
そしてザラ国防委員長、アスランの父上登場!
6:30
水を欲しがるトール、水の使用制限で昨日シャワーを浴びられなかったというフレイ。ご飯はあるけど水はないのね~。
7:00
謝るフレイに対し、「いいよ、気にしてないから。」というキラ。一人で塞ぎこんで泣いていたのに……。優しすぎるぜ。自分で背負い込むタイプ。。
7:40
月へ行く軌道上にデブリ帯(デブリベルト)があるという話し合い中。デブリ帯とは、宇宙ゴミが集積したエリアのこと。
宇宙ゴミ、つまりスペースデブリは一般用語だけど、調べる限りデブリ帯はガンダム用語っぽい。宇宙ゴミ問題について話すときに、うっかり「デブリベルトが……」とか言っちゃうとガンダムオタであることがバレるから気をつけなくては^^
不可能を可能にする男、ムウ。
8:28
クライン最高評議会議長登場!
そしてラクス・クラインもここで登場してる~! ここが初登場なんだね。
「そういえば彼女が君の婚約者だったな」とラウの発言があるように、アスランとラクス様は婚約者同士。ここでCM明けのアイキャッチの謎が解けましたね。
9:37
デブリ帯に漂う破壊された戦艦から補給をする作戦。生きるために。
11:00
プラント最高評議会!
アスランからの戦闘報告……。シーン上は大幅カット。CV石田さんの報告聞きたかった^^
13:00
パトリックザラ「平和に穏やかに幸せに暮らしたい。だがその願いを無残にも打ち砕いたのは誰です。自分たちの都合と欲望のためだけに、我々コーディネイターを縛り、利用し続けてきたのは!」
「我らは忘れない、あの血のバレンタイン、ユニウスセブンの悲劇を!」
数話前でアスランが「血のバレンタインで母も……」と言っていたアレですね。
それと同時進行で、デブリベルトにユニウスセブンの残骸を見つけるキラたち。
パトリック・ザラ「243,721名。それだけの同胞を失ったあの忌まわしい事件から1年。」それでも我々は最低限で戦争を終結しようと心を砕いてきた、だがナチュラルがその努力をことごとく無にしてきた。とのこと。
プラント側の主張はこれなわけですね。
16:30
宇宙クジラことエヴィデンス01を見ながら、「我々には時間がない、いたずらに戦火を拡大してどうする」とザラさんに言うクラインさん。どんな事情があるんだろう?
17:40
ラクス様の歌。Fields of hope。
21:10
カズイたちが攻撃されたことで、戦闘中ではないときに、ザフトのモビルスーツを倒すことになるキラ。動揺する中で、救命ポッドを見つけるキラ。
ナタル「つくづく君は、落とし物を拾うのが好きなようだな」
ハロ、ラクス様登場!!
「ありがとう、ご苦労様です」 なんて可愛いのだーーー
次回予告で語られる「ナチュラルであること、そしてコーディネイターであること。それは、自ら選んだわけではない運命。」という文章、とても好き。
プチ解説
婚姻統制
このあとの話で出てくるのか忘れましたが、プラントで行われている婚姻統制について少し触れておこうと思います!
ザラ国防委員長の息子であるアスラン・ザラとクライン最高評議会議長の娘であるラクス・クラインが婚約者同士であることが本話で明かされました。
アスランやラクスはコーディネイターの第二世代と呼ばれる存在です。コーディネイターとは遺伝子操作をして生まれてきた存在ですが、アスランやラクスの親世代が最初に遺伝子操作を受けた第一世代で、その子どもを第二世代と呼ぶわけです。
そして、第二世代同士では子どもができにくいということがわかったため、遺伝子的相性から結婚する相手を決める婚姻統制がしかれている、という世界観です。遺伝子操作で能力を高めたり好きな容姿にしたりしたけれど、思わぬところで弊害が出たということですね。
この設定がストーリーで大きく取り上げられることはないのですが、色々と考えさせられる、結構好きな設定です。
7話、ラクス様は登場するわプラント側の登場人物も主張も多く語られるわで、めちゃくちゃ面白いね!! 次回も楽しみー!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
理解が深まるので、小説版(『機動戦士ガンダムSEED 1 すれ違う翼』)もオススメです!