機動戦士ガンダムSEEDの第八話、PHASE-08 「敵軍の歌姫」のあらすじと解説です。
この話以前のネタバレはしていても、それ以降のネタバレはしていないので、アニメ視聴を1話進めるごとに読んでいただけたら嬉しいです!
ざっくり流れ
1:20
救命ポットからラクス様登場。
思わず息をのむ、唯一無二の雰囲気、美しさ。きっとラクス様の周りだけ、流れている空気や時間が違って見えるような空気感なんだろうな。中学生の頃、憧れていたことを思い出す。
OP後
顔を赤らめるキラ、可愛い
4:05
きました、アスランのシャワーシーン!
優雅にバスローブ来ている間も通信鳴り続けていただろうに、気づかないんかいw
7:56
話しているパトリック・ザラとラウルクルーゼの横を通るアスラン。
無重力空間?で流れながら敬礼しているのなんか面白い。
パトリック「ラクス嬢とお前が定められたもの同士だということは、プラント中が知っている。
なのにお前のいるクルーゼ隊がここで休暇というわけにもいくまい。
彼女はアイドルなんだ、頼むぞクルーゼ、アスラン。」
アスラン「彼女を助けてヒーローのように戻れということですか。」
クルーゼ「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな。」
ラクス様とアスランをプラント中が知ってるような有名人なんだね、アスランも。この二人の組み合わせもやっぱり良い……! 二人を応援するプラントのモブになりたい。
10:50
ラクスの部屋に食事を運ぶのを嫌がるフレイ。
フレイ「私はやーよ、コーディネイターの子のところに行くなんて。怖くって。」
根深い人種差別。
12:20
ムウ「しっかしまぁ、補給の問題が解決したと思ったら、今度はピンクの髪のお姫様かぁ。悩みの種がつきませんな~艦長殿!」
おちゃらけムウ好き。
食堂に入って来たラクス。会話の流れでフレイに握手を求めるラクスに対して、
「コーディネイターのくせに、馴れ馴れしくしないで!」と拒絶するフレイ。
カズイ「フレイってブルーコスモス?」
フレイ「違うわよ! でも、あの人たちの言っていることって間違ってはいないじゃない。病気でもないのに遺伝子を操作した人間なんて、やっぱり自然の摂理に逆らった、間違った存在よ」
17:30
ハルバートン准将の部隊からの救援信号に、「合流できれば!」「やっと少しは安心できるぜ!」と喜ぶアークエンジェルご一行。
助けが来ているかもわからず、補給もいつまで持つかわからない、いつどこで敵に出会うかわからない。そんな状況で毎日過ごしていたんだよな……と改めて実感する。
令和のこの世の中で、未来が不確実だとかVUCAの時代だとか言っている場合じゃないわ。
18:14
『静かな夜に』を歌うラクス様
僕はコーディネイターだから、というキラに対して、
「そうですか、でもあなたが優しいのは、あなただからでしょう」と答えるラクス様。
出た名言! これ名言。ちゃんと個人を見ているラクス様の在り方に、自分もそう在りたいと思ったものでした。
ラクス様の歌声に対して、「綺麗な声だな~。でもやっぱ、それも遺伝子いじってそうなったものなのかなー」というサイ。
こいつも無神経だな^^; フレイと付き合っているだけある。
長所も努力も遺伝子操作だと捉えられてしまう……。親にデザインされた遺伝子で定められた運命と、自分の意志とでとても葛藤がおきそう。
21:30
先遣隊にフレイのパパが来ている!との報告に喜ぶフレイ。次週への布石。
プチ解説
ブルーコスモス
ブルーコスモスとは、反プラント、反コーディネイター思想主義者やその団体の総称。
フレイの台詞で「病気でもないのに遺伝子を操作した人間なんて、やっぱり自然の摂理に逆らった、間違った存在よ」とあったので、そういう主張なのだろう。
プラカードを掲げたデモを行っている様子とかも今後チラッと出てきたりします。
キラたちが住んでいたヘリオポリスは中立で、コーディネイターも受け容れているという設定だったから、ヘリオポリスにはあんまりブルーコスモスはいないのだろうか。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
理解が深まるので、小説版(『機動戦士ガンダムSEED 1 すれ違う翼』)もオススメです!