機動戦士ガンダムSEEDの第10話、PHASE-10 「分かたれた道」のあらすじと解説です。
この話以前のネタバレはしていても、それ以降のネタバレはしていないので、アニメ視聴を1話進めるごとに読んでいただけたら嬉しいです!
ざっくり流れ
アスランに「救助した民間人を人質に取る……。そんな卑怯者と共に戦うのが、お前の正義か! キラ!」
と言われて落ち込むキラ。
帰艦したのち、「あの子を人質にとって脅して、そうやって逃げるのが、地球軍っていう軍隊なんですか!」とムウに詰め寄るキラに対し、
「そういう情けねーことしかできねぇのは、俺たちが弱いからだろ?」と答えるムウ。
俺たちでくくるの、さすがに可愛そうすぎる……。キラは戦いたくない民間人なのだよ。
4:20
ヴェサリウス!
5:00
目覚めるフレイ。
「パパ……ねぇパパは!?」
取り乱しているところに、到着するキラ。
「嘘つき!大丈夫って言ったじゃない!僕たちも行くから大丈夫だって!
なんてパパの船を守ってくれなかったの? なんであいつらをやっつけてくれなかったのよ!?
あんた、自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!?」
キラをその後も長く傷つける言葉……。
アスランには卑怯者と共に戦うのかと言われ、ムウさんには俺たちが弱いからだろ?だと言われ、フレイには噓つき!と罵られ……。
可哀想すぎるよー。ちょっと前まで民間人として学生してたのに。
7:20
「どうなさいましたの?」 泣いているキラの元にラクス様登場
ピンクちゃん(ハロ)は鍵がかかっていると必ず開けて出てしまうとのこと。有能だけど家で大変では。
ラクス「悲しそうなお顔をしてらっしゃるわ」
キラ「僕は…僕は…本当は戦いたくなんてないんです。僕だってコーデネイターなんだし。アスランはとても仲の良かった友達なんだ。」
ラクス様、傾聴力高い。
友人がイージスのパイロットだと聞いてしまうカズイ。
「アスラン・ザラは、私がいずれ結婚する方ですわ。優しいんですけれども、とても無口な人。でもこのハロをくださいましたの! 私がとても気に入りましたわと申し上げましたら、その次もハロを!」
ハロを作っているアスラン可愛い、そして大量のハロw
キラ「そうか、相変わらずなんだな、アスラン。僕のトリィも、彼が作ってくれたものなんです。」
ラクス「お二人が、戦わないですむようになれば、いいですわね。」
11:00
いつだってキラは頑張って戦っているというサイたちの会話に対し、イージスに乗っているがキラの友人だと盗み聞きを伝えるカズイ。
夜に自室で、「やっぱりだめだよ、こんなの」と決意するキラ。
ラクス様の部屋へと向かう。Tシャツで寝ているラクス様、可愛い。
13:30
ラクス様を連れ出そうとしたら、サイとミリアリアに出会ったキラ。
「黙っていかせてくれ、サイたちを巻き込みたくない。僕はいやなんだ、こんなの。」
「女の子を人質にとるなんて、本来、悪役のやることだしな。」と手伝うことを申し出るサイたち。
サイとフレイ、ミリアリアとトールが付き合っている組み合わせだけど、そうではなくサイとミリアリアの二人が一緒にいたのが、この流れを創り出している。その二人じゃないと協力しなかったよね。
ラクス様着替えシーンののち、脱出。
「キラ、お前は戻ってくるよな!」のシーンは切ない……。
18:20
ストライクとイージスの対峙シーン。
ラクス様の引き渡し完了。
19:27
パイロットスーツに服を入れたことによるお腹の膨らみに驚いているアスラン、可愛い。
アスラン「キラ、お前も一緒に来い! お前が地球軍にいる理由がどこにある!?」
キラ「僕だって、君となんて戦いたくない。でも、あの船には守りたい人たちが、友達がいるんだ」
アスラン「ならば仕方ない、次に戦うときは、俺がお前を撃つ!」
キラ「僕もだ……!」
これがタイトルの”分かたれた道”なんだな~。確かに、ここがラストチャンスではあった。けれどここまで説得しても、状況としても行けるチャンスだったけれど、キラは今の友達を選んだ。切ない……。
20:30
エンジン始動させるヴェサリウス
ラクス様「ラウルクルーゼ隊長。やめてください。追悼慰霊談代表の私のいる場所を、戦場にするおつもりですか。そんなことは許しません。すぐに戦闘行動を中止してください。聞こえませんか?」
「困ったお嬢様」だと呟きながらも、「了解しました、ラクスクライン」と言い撤退するラウルクルーゼ。
ラクス様かっこいい~。自分の力を適切に使えるのは、かっこいいよね。
コックピット内で一人涙するキラ、ムウが「どうした?」と聞くも「いえ、なんでもありません……」と答えるキラ。ラクス様には本音を言えたけれど、それ以外の人には言えないんだなぁ。
フレイ「このままにはしないわ……!」でエンディング。
プチ解説
ラクスが所有するハロの数とは!?
今回は箸休めのようなプチ解説。アスランの趣味は電子工作で、トリィやハロを作っています。
ラクスに会う度に色違いをあげていた結果、35体あげたそうです。
35体のエピソードは、『SEED Club 4コマ』という可愛いギャグ漫画に載っています!
理解が深まるので、小説版(『機動戦士ガンダムSEED 1 すれ違う翼』)もオススメです!