機動戦士ガンダムSEED、PHASE-16 「燃える砂塵」のあらすじと解説です。
この話以前のネタバレはしていても、それ以降のネタバレはしていないので、アニメ視聴を1話進めるごとに読んでいただけたら嬉しいです!
ざっくり流れ
アークエンジェル
キラとフレイを心配するミリアリアとトール。
アウェイな場所である砂漠の様子を観測するアークエンジェルの面々たち。
ニュートロンジャマーは地中の奥深くに埋まっているので撤去できないとのこと。
「簡易測定ですが、応力ひずみは許容範囲内に留まっています」。
応力ひずみって、大学の物理の授業で聞いたことある。覚えていないけど……。
水を落とす少尉に対し、「いつまでも無重力気分では困るな。」とナタルさん。
いつもは宇宙だから無重力下だけれど、今は地球だから重力下であることを描写しているんですね。
第二戦闘配備発令
敵から狙われているため第二戦闘配備となったアークエンジェル。
フレイのベッドの前でカーテン越しに話しかけ続けるサイ。
しかしそこにはフレイはおらず、キラの部屋にいるのであった……しかも裸。
第二戦闘配備を聞いて飛び出したキラは、ストライクに乗り込み、「早くハッチ開けろよ! 僕が行ってやっつける!」と強い語気。フレイに戦うようそそのかされて、性格も変わってしまっています。
砂漠での戦闘
「あれがX105ストライクですね。」ストライクを遠巻きに観察するバルトフェルドさんら。
砂漠に足を取られるストライク。
ザフト軍モビルスーツ、バクゥが登場!
「ここじゃこのバクゥが王者だ!」
プログラムの書き換え
来ました、この話で一番好きなシーン! 先ほど砂漠に足を取られたストライク。すぐに状況判断し、攻撃の合間にプログラムを書き換えます。
キラ「接地圧が逃げるんなら、合わせりゃいいんだろ!逃げる圧力を想定し、摩擦係数は砂の粒状性をマイナス20に設定!」
書き換え完了して着地すると、今度はしっかり止まります。
「ん?」とストライクの変化に気づくバルトフェルド隊長。
第二話でも戦闘中にOSを書き換えるシーンが出てきますが、その続編ですね。かっこいい。中高生の頃に、キラの影響でプログラミングに憧れていました。
またバクゥが襲い掛かってきますが、今度はしっかりとキックで攻撃。
バルトフェルド隊長「この短時間に運動プログラムを砂地に対応させた…。あれが本当にナチュラルか?」
キラ「アークエンジェルはやらせないぞ……」
種割れ
PHASE-11に続き、2回目の種割れ!
しかし戦いすぎでフェイズシフトダウンしそうになり、ピンチになるキラ。
レジスタンス登場!
そこに登場する、カガリ率いるレジスタンス!
キラにトラップ地点までバクゥをおびき寄せてもらい、撃墜。
フラガよりアークエンジェルに入電で、敵母艦はレセップスとのこと。
マリュー「レセップス!? アンドリュー・バルトフェルドの母艦だわ。敵は、砂漠の虎というわけね。」
プチ解説
バクゥ
ザフトの四足モビルスーツで、犬みたいに見えます。英語で書くとBuCUE。なかなかおしゃれ。
レセップス
話の中でマリューさんが言っていたように、レセップスはザフトの陸上戦艦であり、バルトフェルド隊の旗艦。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
理解が深まるので、小説版(『機動戦士ガンダムSEED 2 砂漠の虎』)もオススメです!